runlevelについて
Last-modified: 2013-08-24 (土) 02:14:21 (3990d)
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runlevelについて †
Linuxのrunlevelは以下の種類があります。
runlevel | 意味 | ログイン形態 |
0 | システム停止状態 | - |
1 | シングルユーザモード | CUI |
2 | マルチユーザモード(NFSマウントなし) | CUI |
3 | マルチユーザモード(2+NFS) | CUI |
4 | 未使用 | - |
5 | マルチユーザモード | GUI |
6 | システム再起動 |
現在のrunlevelの確認方法 †
知っているだけで、2通りあります。
- runlevelコマンド
現在のrunlevel、及び1つ前のrunlevelを表示する。
コマンドの出力の左側が一つ前のrunlevel、右側が現在のrunlevelとなる。
出力例
$ runlevel 3 5
現在は5で、一つ前は3であることを表示
もう一つ出力例
$ runlevel N 3
現在は3で、一つ前はないことを表示
- whoコマンド
さり気に、whoコマンドに「-r」オプションをつけて実行すると、runlevelが確認できたりします。
実行例
$ who -r run-level 5 2009-01-12 21:26 最後=3
現在は5で、一つ前は3であることを表示
もう一つ実行例
$ who -r run-level 3 2009-01-11 21:40 最後=S
現在は3で、一つ前はないことを表示
whoで見れるなんて知らなかった笑
runlevelの変更 †
initコマンドを使用して、runlevelの変更を行うことができます。
$ runlevel N 3 $ init 5 $ runlevel 3 5 $
こんな感じで変更できます。ただし、initコマンドを実行した後、runlevel5で起動するサービスが起動するため、コマンド自体は瞬間で戻ってきますが、タイミングによってはサービスの起動が完了しておらず、runlevel5のサービスが使えないことがあります。