WindowsでのNTP設定、及び確認方法
Last-modified: 2013-08-24 (土) 02:14:21 (3753d)
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WindowsでのNTP設定、及び確認方法 †
Windowsでの標準の時刻同期はSNTPで実行される。
SNTPではなく、NTPで時刻同期させたい場合は、以下の手順で設定する
まあ、うちではサーバ、クライアントともにLinuxだから、基本的には必要ないんだけどね~
WindowsでのNTP設定 †
1.スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」より「regedit」を実行する。
2.レジストリの以下のキーの設定内容に、指定したいNTPサーバを設定する。
■レジストリのキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parameters ■設定項目: NtpServer ■設定内容: [NTPサーバのホスト名orIPアドレス],0x1 ■設定例 192.168.1.1,0x1 (192.168.1.10:NTPサーバのIPアドレス)
以上で設定終了!
まあ、レジストリいじるのには若干抵抗があるが、設定自体は別に難しいことはない。
NTP設定の動作確認 †
NTP設定をしたら、やっぱり動作していることをちゃんと確認したいわけですよ。
こうやれば確認できます
1.「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を開く
2.「Windows Time」サービスを再起動する(右クリックからできる)
3.再起動が完了したら、タスクバーの時計をダブルクリックし、「日付と時刻のプロパティ」ウィンドを開く
4.「インターネット時刻」タブを開く
5.すると、画面中央に、「時刻は正常に~~~と同期しました」というメッセージが表示される
注意事項 †
ちなみに、この画面で設定変更を行うと、先にレジストリに設定した内容がクリアされ、Windowsのデフォルト値を設定されるので要注意!
NTPの時刻同期間隔の設定 †
Windowsデフォルトでは7日間に1回同期する設定となっています。
なんてゆーか、デフォルトだと同期し無すぎな値な気が・・・
というわけで、時刻同期の間隔も、上と同じく、レジストリから設定します。
■レジストリのキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient ■設定項目: SpecialPollInterval ■設定内容: 時刻同期する間隔を秒で指定する。 デフォルト値:604800(秒)=7日 ■設定例 3600(1時間おきに設定=60×60)
以上!