N900でscim入力をアプリによって切り替える
N900でscim入力をアプリによって切り替える †
えーっと、N900でずーっと不便だな~と思っていた問題。
それは、日本語入力の切り替えです。
MaemoCJKをインスコした状態だと、閉じてる状態で画面タップしないと日本語入力できなくて、常時日本語入力をオンにするために、以下のファイルに以下の内容を書き込むと、
- /etc/osso-af-init/af-defines.sh
export GTK_IM_MODULE=scim
記号入力が効かなくなる。
メールとかWebとかは記号入力効かなくても不便しないんだけど、xtermとかpython実装とか笑のときは、むしろ記号が必要。
そんな問題を解決するために、以下のアプリをインスコ
- Cmd Shortcuts
このアプリはコマンドラインのショートカットをランチャー的に管理できるソフトです。
設定方法 †
まず、前述のとおり以下のファイルの末尾に以下の内容を書き込みます。
- /etc/osso-af-init/af-defines.sh
export GTK_IM_MODULE=scim
その後再起動すると、GTKアプリについては日本語入力がすべてオンになります。
次に、日本語入力をオフにしたいアプリについて、Cmd Shortcutsショートカットを作成します。
xtermの場合を例に説明します。
まず、Cmd Shortcutsを起動し、メニューからNewを選択します。
次に、画面に以下のように入力します。
- Title : xterm(GTK_IM_MODULE=OFF)
↑別に何でもいいです。 - Cmd : export GTK_IM_MODULE= ; /usr/bin/osso-xterm
コマンドの調べ方 †
実は、メニューに登録されているコマンドの実行前に、日本語入力したいアプリだけ
export GTK_IM_MODULE=scim
出来ればいい話だったりします。
して、N900のメニューに関する情報はどこにあるかといと、ここにあります。
- /usr/share/applications/hildon
このディレクトリの中にある「〜.desktop」ファイルの中に「EXEC=」が実行されるコマンドの実態です。
して、たとえばxtermについて、この項目を以下のように変更すれば、日本語入力が可能になるかと思ったんですけど、ならないんですよね~
Exec=export GTK_IM_MODULE=scim; /usr/bin/osso-xterm
これでいければ、設定するだけでホント自由に切り替えられるんですけど、、、
以下、参考サイト
- http://wiki.maemo.org/Desktop_file_format
- http://wiki.maemo.org/Application_Menu
- http://wiki.maemo.org/Customizing_Maemo#Same_Shortcut_on_multiple_desktops
maemo.orgってやっぱり情報あるな~英語だけど読まなきゃな~と実感。
ちなみに、これは、ちょっとおもしろそうだったからおまけ