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LinuxとUnix間でのnfsファイル共有について

Last-modified: 2013-08-24 (土) 02:14:21 (2216d)
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LinuxとUnix間でのnfsファイル共有について

LinuxとUnix間で、ファイル共有したいときがあるじゃないですか。

今、事情があって、ホント共有したいんですよ。

というわけで、今回はLinux側のファイルを公開し、Unix側からmountしてファイル共有させてみます。

両OSのバージョンは以下の通り。

  • Linux:RHEL4.5
  • Unix :HP-UX11

さてさて、nfsでファイル共有する際には、主に以下の作業が必要となります。

  1. 【Linux】TCP Wrapperによるアクセス制御の設定
    • /etc/hosts.allow の設定
    • /etc/hosts.deny の設定
  2. 【Linux】共有させるファイルの設定(/etc/exportsの設定)
  3. 【Linux】nfsサービスの起動
  4. 【Unix】nfsクライアントの設定
    • /sbin/init.d/nfs.client start を実行
    • マウントポイントの作成
    • mountコマンドでnfsマウント実行
    • 接続の確認

まあ、こんなもんです。

そして、別に難しいところはありませんでした。

1.【Linux】TCP Wrapperによるアクセス制御の設定

手元の解説本によれば、

  • /etc/hosts.allow
  • /etc/hosts.deny を適切に設定する、と書いてありました。笑

まあ、今回は特に外部に公開するわけでもないので、/etc/hosts.allowに以下の設定を追記します。

#
# hosts.allow	This file describes the names of the hosts which are
#		allowed to use the local INET services, as decided
#		by the '/usr/sbin/tcpd' server.
#
ALL:ALL   ←これを追加

追加したALL:ALLは、全部OKって意味です。

また、/etc/hosts.denyについては、特に必要がないと判断し、設定してないです。

これで、TCP Wrapperを経由するすべての通信が通るようになりました。

2.【Linux】共有させるファイルの設定(/etc/exportsの設定)

共有する対象のディレクトリを/etc/exportsファイルに記述します。

/etc/exportsの記述方法については、別なサイトに譲るとして、今回記述した内容を以下に示します。

#
/work/work01 *(rw) ←これを追記 

なんと、一行しか追記していない笑

まあ、上記の要領で、Unixに見せたいディレクトリを追記していけば、そのディレクトリを公開できます。

意味としては、

  • 第1要素:公開するディレクトリ
  • 第2要素の*:公開する対象のIPアドレス/ホスト名
    →つまり、すべてのホストに公開する、という意味
  • 第2要素の*の後ろ(rw):読み出しと書き込みを許可する、という意味

つまり、先の1分の設定は、/work/work01ディレクトリについて、すべてのホストに対して読み書き権限を付与する、という意味となります。

3.【Linux】nfsサービスの起動

exports等の設定が完了したら、いよいよnfsサービスを起動します。

起動については以下のコマンドを実行します。

  • service portmap start
  • sercvice nfs start

実行結果は以下の通り

# service portmap start
portmap を起動中: [  OK  ]
# sercvice nfs start
NFS サービスを起動中:  [  OK  ]
NFS クォータを起動中: [  OK  ]
NFS デーモンを起動中: [  OK  ]
NFS mountd を起動中:  [  OK  ]
Starting RPC idmapd: [  OK  ]
# 

起動が完了したら、「showmount -e」コマンドで公開されているかを確認します。

# showmount -e
Export list for <サーバ名>:
/work/work01 *

おお、「/work/work01」が見れてますね。これで公開は完了です。

4.【Unix】nfsクライアントの設定

Unixでのnfsクライアント設定は、以下の動作を実施するたけです。

  • /sbin/init.d/nfs.client start を実行
  • マウントポイントの作成
  • mountコマンドでnfsマウント実行
  • 接続の確認

まず、nfsクライアントを実行します。すると、つれ~と以下の標準出力が出力されます。

# /sbin/init.d/nfs.client start
    starting NFS CLIENT networking 

killing nfsd
killing rpc.mountd
    starting up the rpcbind
        rpcbind already started, using pid: 605
    starting up the BIO daemons
        biod(s) already started, using pid(s): 631 630 629 632 633 634 635 636 6
37 638 639 640 641 642 643 644
    Reading in /etc/exports
    starting up the Status Monitor daemon
        rpc.statd already started, using pid: 653
    starting up the Lock Manager daemon
        rpc.lockd already started, using pid: 659
    starting up the Automount daemon
        automount already started, using pid: 670
    mounting remote NFS file systems ...
    mounting CacheFS file systems ...
    starting NFS SERVER networking 

    starting up the rpcbind daemon
        rpcbind already started, using pid: 605
    Reading in /etc/exports
    starting up the mount daemon
        /usr/sbin/rpc.mountd
    starting up the NFS daemons
        /usr/sbin/nfsd 16
    starting up the Status Monitor daemon
        rpc.statd already started, using pid: 653
    starting up the Lock Manager daemon
        rpc.lockd already started, using pid: 659

次に、マウントポイントを作成します。 ここでは、ルート直下に「nfs_test」というディレクトリを作成し、マウントポイントとします。

# cd /
# mkdir nfs_test

最後に、mountコマンドでLinuxサーバの公開ディレクトリをマウントします。

# mount 10.132.52.23:/work/work01 /nfs_test

これでマウントできました!

あら、あっさり終了しちゃうのね笑

というわけで、接続テストをします。

# cd nfs_test
# ls
1           lost+found  testdir
#
#
# cd testdir
# ls
2
#
#
# touch 3
#
#
# ls
2  3

ここで、Linux側でファイルが出来たことを確認。

# ll
合計 321608
drw-rw-rw-  2 root root      4096  9月 19 19:47 ./
drwxr-xr-x  4 root root      4096  9月 19 17:25 ../
-rw-r--r--  1 root root         0  9月 19 17:31 2
-rw-rw-r--  1 root sys          0  9月 19 19:23 3

うむ!成功!

なんて簡単なんだ笑

ちなみに、Linux同士のnfsによるファイル共有の場合も同じような感じでいけます。