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apacheの仮想ホスト設定 の変更点

Top / apacheの仮想ホスト設定

*apacheの仮想ホスト設定 [#gb17d4f2]

apacheでは、1つのapacheで複数のwebサーバが起動しているように見せるような、仮想ホスト機能があります。

まあ、具体的には、アクセスされたドメイン名、IPアドレスで、見せるコンテンツのドキュメントルートを変更する、見たいなことをやってくれます。

サイトマスターは、2009年3月22日現在で、ドメインを2つ持っているので、仮想ホストを設定した方が運用上いいよね、ってことで、今回設定しました。

***仮想ホストの必要性 [#q30beb22]

まず、以下の2つのドメイン、及びそれに対応するコンテンツがあるとします。

|ドメイン名|ドメインの意味|コンテンツ格納ディレクトリ|
|www.hello.com|例題1のドメイン|/www/hello|
|www.goodbye.com|例題2のドメイン|/www/goodbye|

この時の意図としては、
-www.hello.comにアクセスした場合は、/www/helloに格納しているコンテンツを見せたい
-www.goodbye.comにアクセスした場合は、/www/goodbyeに格納しているコンテンツを見せたい

ってこことですが、/www/helloに格納されているコンテンツには
-http://www.hello.com/hello
-http://www.goodbye.com/hello

の2つのURLからアクセスできてしまいます。当たり前ですが笑

また、その逆も然りです。

そこで、仮想ホストって奴を設定します。

(ここまでの解説がわけ分からなかったらごめんなさい)

***仮想ホストの設定 [#c34dc5a8]

''httpd.conf''を変更します。

まず、仮想ホストを有効にするため、httpd.confの以下の行をコメントを外します。&br;
※デフォルトでコメントアウトされてます。&br;
※うちの環境だと972行目くらいです。&br;

 NameVirtualHost *:80

次に、仮想ホストの実体の設定をします。&br;
httpd.confの一番最後に、コメントアウトされた仮想ホストの設定がありますので、これを利用すると便利です。

が、当方は以下のとおりに設定しました。

 <VirtualHost *:80>
     ServerName hiroha.info
     ServerAlias www.hiroha.info
     DocumentRoot /var/www/html/hiki
 </VirtualHost>
 <VirtualHost *:80>
     ServerName usupperars.info
     ServerAlias www.usupperars.info
     DocumentRoot /var/www/html/usp
 </VirtualHost>

※デフォルトで記述されている設定だと、ログの出力先の設定等があるが、ログを別々に出したい要件は特にないので削除した。

設定が完了したらhttpdを再起動

 # service httpd restart
 httpd を停止中:                                            [  OK  ]
 httpd を起動中:                                            [  OK  ]

以上!

これで、''hiki(当wikiサイト)''コンテンツはhiroha.infoドメインからしかアクセスできないようになります。&br;
また、逆も然りです。

ちょっとすっきりしたー