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E71にMWSをインスコ! の変更点

Top / E71にMWSをインスコ!

*E71にMWSをインスコ! [#oaf5033f]

PAMPではmod_pythonが使えないみたいだったので、PAMPをアンインストールし、MWS(Mobile Web Server)をインストールすることにしました。

結論としては、以下のサイトからSISファイルをダウンロードしてインスコするだけで使えました!

しかし、ここに至るまでにかなり試行錯誤したので、記事の後ろにその軌跡を残すことにしました。

よって、MWSを使うために必要な情報は上の方だけです笑

**MWSをインスコ! [#v5ed5d75]

なにやら、以下のサイトでMWSのパッケージが配布されているみたい。

http://mymobilesite.net/

なんか、ここで登録すると、このサイトのサービスでドメイン登録し、MWSのコンテンツを公開したり、このサイトとコンテンツの連携ができるみたい。

興味がある人は登録するとよし。

今回は、とりあえずE71上でMWSをインスコし、PythonでWebプログラミングをしたいだけなので割愛。

以下のサイトより、インストール用SISファイルをダウンロードします。

-http://mymobilesite.net/download/

ここのサイトの中の真ん中の「Download Mobile Web Server version 1.5.1 beta 1&2)」をダウンロードします。

ダウンロードしたSISファイルをBlueToothで転送し、E71でインスコ!

インストール先はメモリカードを指定したほうが、何かと便利です。

途中で、ドメイン名とパスワードの入力を求められますが、ここでは適当に入力してOK!

※事前にmymobilesite.netでユーザ登録(ドメイン登録)した場合、それを入力します。

インスコ完了後、MWSが起動し、ブラウザを起動するか聞かれるので、OKを選択。

すると、何やら画面が表示される!が、これは無視して閉じる。

ちなみに、インスコ完了するとInstrationフォルダ内に、「''Web Server''」が表示されます。

**初期設定 [#y2cefa33]
さっそく起動すると、以下の画面が表示されます。

&ref(Screenshot0019.jpg);

この画面の右上の「''Stopped''」がMWS(HTTPD)のステータスになります。

次に、初期設定を実施します。メニューの「''Settings''」を選択します。

&ref(Screenshot0020.jpg);

設定項目は以下のとおり
|項番|項目|意味|内容|
|1|Name|mymobilesite.netに登録したドメイン名を設定する|*******|
|2|Password|登録したパスワード|******|
|3|Access Point|MWSを起動したときに接続するアクセスポイントAllways askとUser-defineの2種類がある。|Allways ask|
|4*|Connection type|接続のタイプを指定する。Internet or local or Allways askの3種類がある|Allways ask|
|5|Roaming worning|ローミングした場合に警告する?|デフォルト(ON)|
|6|Remote start|リモート起動|デフォルト(OFF)|
|7|Automatic start|自動起動設定|デフォルト(OFF)|
|8|Connection filter|コネクションフィルター?|デフォルト(OFF)|
|9|Traffic limit|トラフィック制限?|デフォルト(OFF)|
|10|Battery limit|バッテリー制限?|デフォルト(Battery Level 15%)|

まあ、基本的にはだいたいデフォルトでOKですが、項番1、2、4については変更してます。

特に、項番4を設定変更しないと、MWSを起動するたびにInternetに接続しようとする。これはちょっと面倒くさいので、起動するたびに''Internet''か''Local''を選択できるように、「''Allways ask''」を設定する。

初期設定はこれで完了!

改めて、MWSを起動します。

先の画面の左シフトボタンー>「Start server」を選択!

&ref(Screenshot0021.jpg);

「''Select connection type''」と聞かれるので、Local(右シフトボタン)を選択!

&ref(Screenshot0022.jpg);

「''Establish network connection?''」と聞かれるので、No(右シフトボタン)を選択!

&ref(Screenshot0024.jpg);

すると、起動完了!&br;
右上のステータスが「''Runnning locally''」となる。

&ref(Screenshot0025.jpg);

これで、internetに接続されていない状態でMWSが起動した状態となる。

ここで、Hide(右シフトボタン)を選択すると、バックグランド起動状態となる。

**ディレクトリ構成 [#wc0452ef]
MWSをメモリカードにインスコした場合、

-E:\DATA\Web server\

にMWSのユーザデータが保存される。

&ref(Screenshot0026.jpg);

インストール後のディレクトリ構成は以下のとおり

 E━data━Web server┳Data
                    ┣conf
                    ┣htdocs┳Framework
                    ┃      ┣Web_Applications
                    ┃      ┗rest
                    ┗logs

htdocsの中には、デフォルトでインストールされるWebアプリが入ってます。

※個人的には、しばらくしたら(ソースを一通り読んだら)消すつもりです笑

***MWSでのコンテンツ開発 [#nca07571]

記事が大きくなったので、コンテンツ作成の方は以下の記事に別に起こしました。

**静的デモページ作成(static web page) [#ib6b7949]
-[[E71:MWSチュートリアル]]

まず、デモ用のディレクトリをhtdocsディレクトリに作成します。

作成後のディレクトリ構成は以下のよ鵜になります。

 E━data━Web server┳Data
                    ┣conf
                    ┣htdocs┳Framework
                    ┃      ┣Web_Applications
                    ┃      ┣rest
                    ┃      ┗demo ← 今回作成
                      ┗logs

作成したディレクトリに、デモ用html及び画像を格納します。ソースは以下のとおり。また、画像はこのページに「demo.jpg」で添付します。

 <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN">
 <html>
 <head>
 <title>MWS demonstration page</title>
 <meta Name="description" Content="Static web page for the MWS" />
 </head>
 <body bgcolor="#ffffff">
 <h1>Example webpage</h1>
 <br />
 This web page is made to demonstrate the Mobile Web Server.<br />
 <br />
 <img src="demo.jpg" alt="E71" />
 <br />
 </body>
 </html>

さて、資材の設置が終わったら、さっそくMWSを起動して(前述のとおり)、E71のブラウザから以下のURLにアクセスします。

-http://127.0.0.1/demo/demo.html

以下の画面が表示されれば成功!

&ref(Screenshot0027.jpg);

***Pythonによる動的デモページ作成 [#z94db40e]

Pythonによる動的デモページ作成では以下の2ファイルを作成します。
-demo.py : 動的ページの本体
-ht.acl  : アクセスリスト

これら2ファイルを作成し、demoディレクトリ配下に配置します。

それぞれの内容は以下のとおり

■demo.py
 def handler(req):
   # Import necessary Apache modules
   from mod_python import apache
   # Set correct content type to request
   req.content_type = 'text/html'
   # Generate simple HTML page
   req.write("<html><h1>Example webpage with Python</1h></HTML>")
   # Return apache.OK to indicate that page handling was successful
   return apache.OK

■ht.acl
 # setting Handler
 SetHandler mod_python
 # Add Python Handler
 PythonHandler demo
 # Debug On
 PythonDebug On
 # Option OFF
 Options None

ファイルを配置したら同じく、ブラウザから以下のURLにアクセスします。
-http://127.0.0.1/demo/demo.py

以下の画面が表示されれば成功!

&ref(Screenshot0028.jpg);

実際に動的画面が表示されると、感動しますね〜


*試行錯誤の軌跡 [#s9850581]

さて、このMWS、NOKIAのサイト(以下のリンク)を見るに、色々事前にインストールしなきゃいけないみたい
-http://wiki.opensource.nokia.com/projects/MWS:Installation#Gateway_Account

色々事前にインストールしなきゃいけないみたい

-OpenC
-Python for S60

まあ、Pythonは既にインスコしているが、''Open C''がよくわからん。