win端末の時刻同期の状態確認について のバックアップ(No.1)
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- 1 (2009-09-15 (火) 12:29:10)
win端末の時刻同期の状態確認について †
win端末の時刻同期の状態は、以下のコマンドを利用し確認することが出来ます。
w32tm /monitor /domain:ドメイン名
また、時刻同期の再実行は以下のコマンドで実行することが出来ます。
w32tm /resync
この2つのコマンドを利用し、時刻同期が正常に実行できているかを確認することが出来ます。
例の構成を以下に示します。
この構成で、ad2で時刻同期エラーが発生した場合、こんな感じで確認します。
01: c:\>w32tm /monitor /domain:local-domain.local 02: ad1.local-domain.local *** PDC *** [10.136.xxx.b]: 03: ICMP: 0ms delay. 04: NTP: +0.0000000s offset from ad1.local-domain.local 05: RefID: ntp0 [10.136.xxx.a] 06: ad2.local-domain.local [10.136.xxx.c]: 07: ICMP: 0ms delay. 08: NTP: -4.6132314s offset from ad1.local-domain.local 09: RefID: ad1.local-domain.local [10.136.xxx.a] 10: 11: c:\>w32tm /resync 12: 再同期のコマンドを送信: local computer... 13: コマンドは正しく完了しました。 14: 15: c:\>w32tm /monitor /domain:local-domain.local 16: ad1.local-domain.local *** PDC *** [10.136.xxx.b]: 17: ICMP: 0ms delay. 18: NTP: +0.0000000s offset from ad1.local-domain.local 19: RefID: ntp0 [10.136.xxx.a] 20: ad2.local-domain.local [10.136.xxx.c]: 21: ICMP: 0ms delay. 22: NTP: +0.0029853s offset from ad1.local-domain.local 23: RefID: ad1.local-domain.local [10.136.xxx.b] 24: 25: c:\>
- 01行目で、まず現状のNTPの状態を見ます。
- すると、02~05で、ad1のntpの状態が見れます。
04行目が、おおもとのNTPサーバである「ntp0」との時刻のずれで、この場合は、0.000・・・なのでずれてないことがわかります。
また、05行目で「RefID: ntp0」となっていることから、ad1はntpサーバとしてntp0を参照していることがわかります。 - 同様に、06~09行目で、ad2(自分自身)が参照しているntpサーバが「ad0」であり、時刻が「-4秒」ずれていることがわかります。
ちなみに、ドメインに参加しているWin端末は、自動的に時刻同期する対象のNTPサーバをadサーバに設定し、時刻同期します。 - 次に、11行目で、時刻同期を再実行してみます。
- すると、20~23行目で、時刻のずれが少なくなったことが見て取れます。
→つまり、コマンドを再実行することで、時刻同期が実行されたことがわかります。