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Hadoopをセットアップ のバックアップ差分(No.1)


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*Hadoopをセットアップ [#z64153e4]

クリーンインストールしたCentOSにHadoopをセットアップし、疑似分散環境として動作させるまでの記録です。

セットアップ対象環境は以下の通り。

|CPU|Core2 Duo 3G|
|メモリ|3GB|
|HDD|80G|
|OS|CentOS5.4|
|Javaバージョン|Sun JDK 1.6u22|
|Hadoopバージョン|0.20.2|

大きく、手順は以下の通り。

+javaのインストール(rootユーザ)
+sshのパスワードなしログインの設定(rootユーザ)
+hadoopユーザ作成(rootユーザ)
+hadoopユーザのssh認証鍵生成、配置(hadoopユーザ)
+hadoopのファイルを配置、設定ファイルの変(hadoopユーザ)
+動作確認

まあ、こんな感じですわ。

**javaのインストール(rootユーザ) [#t31cfcda]

※この作業はrootユーザで実施します。

今回は、SunのJDK1.6u22を使いました。資材は普通にSunのサイトからDLし、インストール。


**sshのパスワードなしログインの設定 [#m42e84be]

※この作業はrootユーザで実施します。

sshをパスワードなしでログインするための設定をします。

編集対象のファイルは以下の通り。

-/etc/ssh/sshd_config

以下の3行のコメントを外します。

 RSAAuthentication yes
 PubkeyAuthentication yes
 AuthorizedKeysFile      .ssh/authorized_keys

設定を変更したらsshdを再起動します。

 service sshd restart

ちなみに、sshでログインにsshd再起動してもコネクションは切れないんだね~優秀笑

**hadoopユーザ作成(rootユーザ) [#t4d8ef9a]

※この作業もrootユーザで実施します。

まあ、単純にuseraddします。

 useradd hadoop -p hadoop

造作もないですね。

**hadoopユーザのssh認証鍵生成、配置(hadoopユーザ) [#sea97eb9]

※この作業はhadoopユーザで実施します!





**hadoopのファイルを配置、設定ファイルの変(hadoopユーザ) [#oa22740c]

編集対象の設定ファイルは以下の4つです。それぞれ「/{hadoop-home}/conf」配下にあります。

+hadoop-env.sh
+core-site.xml
+hdfs-site.xml
+mapred-site.xml

それぞれの編集内容は以下の通り。

-hadoop-env.sh
&br;以下の3行を編集した。

 export JAVA_HOME=/usr/java/latest/ ←インストールしたjavaのパスを指定

 export HADOOP_HEAPSIZE=512 ← デフォルトでは1Gとなっているが、インストールするのがただのPCのため、512Mに変更

 export HADOOP_OPTS=-server ← コメントアウトを外す。


-core-site.xml
&br;デフォルトで配置されているファイルはほぼ空なので、編集後のファイルの内容をそのまま掲載
 <?xml version="1.0"?>
 <?xml-stylesheet type="text/xsl" href="configuration.xsl"?>
 
 <!-- Put site-specific property overrides in this file. -->
 
 <configuration>
   <property>
     <name>fs.default.name</name>
     <value>hdfs://XXX.XXX.XXX.XXX:8020/</value>
   </property>
   <property>
     <name>hadoop.tmp.dir</name>
     <value>/var/hadoop</value>
   </property>
 </configuration>




-hdfs-site.xml
&br;デフォルトで配置されているファイルはほぼ空なので、編集後のファイルの内容をそのまま掲載



-mapred-site.xml

&br;デフォルトで配置されているファイルはほぼ空なので、編集後のファイルの内容をそのまま掲載